いろいろお得みたいだけど、なにが良いんだろ?
税金が優遇されるiDeCoは、賢く年金を積み立てられることで人気。
今回は「iDeCoとはなんなのか?」について、わかりやすく解説していきます!
初心者の方に向け、iDeCoのメリットやデメリット、注意点などもご紹介。
編集部厳選のおすすめiDeCoランキングTOP3もお届けするので、ぜひ最後までご覧くださいね!
- iDeCoとは、確定拠出年金法に基づく私的年金のこと
- iDeCoのメリットは税金の優遇と最低支払額の安さ
- iDeCoのデメリットは、途中で引き出し不可な点や元本割れなど
- iDeCoの注意点
① 金融機関によって手数料や運用商品が異なる
② 掛金の追納は不可
③ 課税所得がないと税金が優遇されない
④ 今後、特別法人税が発生する可能性がある - iDeCoおすすめランキング第1位は、SBI証券のiDeCo
iDeCoとは?
まずは、「iDeCoとはなんなのか?」といった基本から見ていきましょう!
初心者の方でもサクッとわかるよう、お伝えしていきますね!
もし動画でiDeCoのことを知りたい場合には、公式サイトにある以下の動画をご覧くださいね!
「どのiDeCoがいいのかな?」という方は、おすすめのiDeCoランキングをご参考ください!
以下のジャンプリンクをクリックすると、該当箇所に飛べますよ!
確定拠出年金法に基づく私的年金のこと
iDeCoとは個人的に積み立てる私的年金のことです。
確定拠出年金法に基づく年金制度で、加入義務はありません。
現在の日本は長寿国家といわれており、男性の寿命は約85歳、女性の寿命は約90歳といわれています。
基本的に年金の受給開始年齢は65歳なので、その後の人生は20年~25年あるということですね。
65歳時の平均寿命については、iDeCoの公式サイトに掲載されていたので、以下も参考になさってくださいね!
65歳から約20年を過ごすことになり、老後の生活に不安を抱く人は増えています。
そのため、iDeCoの人気が高まっているんです!
iDeCoの加入資格
iDeCoは、誰でも入れるわけではありません。
加入資格については、iDeCoの公式サイトにわかりやすくまとめられていたので、以下に引用しますね!
企業型確定拠出年金や農業者年金の人、国民年金の免除を受けてる人などは入れないので、要注意です!
iDeCoの加入方法
iDeCoの加入方法は、どの金融機関のiDeCoに申し込むかによって異なります。
iDeCoの加入は所定の金融機関のみで受付になるので注意してください。
そんな方には、iDeCo公式サイトの検索機能がおすすめですよ!
以下のようにサクッと検索できるようになっています!
iDeCoのメリット・デメリットとは?
iDeCoのメリットとデメリットについては、以下の一覧表をご覧ください。
iDeCoのメリット・デメリット一覧表
メリット | デメリット |
---|---|
・すべての支払額を所得から差し引ける ・運用収益が全額非課税 ・受取時にも税金が優遇される ・月5,000円の支払いから加入できる |
・60歳まで引き出せない ・運用成績が悪いと元本割れする ・手数料がかかる |
iDeCoのメリット
そこで、iDeCoの4つのメリットについて、わかりやすく解説しますね!
- すべての支払額を所得から差し引ける
- 運用収益が全額非課税
- 受取時にも税金が優遇される
- 月5,000円の支払いから加入できる
メリット① すべての支払額を所得から差し引ける
iDeCoの1つ目のメリットは、保険料の支払額をすべて所得から引けること。
課税される所得額が少なくなり支払う税金が減るので、お得に年金を積み立てられます。
税金の優遇によって、どれくらいお得になるのかについては、簡単にシミュレーションができます!
iDeCoの公式ページに、以下のようなシミュレーションがあるので、ぜひ使ってみてください!
ちなみに上記の条件で試算すると、以下のような結果が出ました!
上の例では48万円もお得になるので、要チェックですよ!
メリット② 運用収益が全額非課税
iDeCoは、運用であげた収益が全額非課税になることも大きな魅力。
金融商品の運用で得た利益には、通常20.315%の税金が課されますが、iDeCoなら0%。
利益をあげるほど、税金面でもお得ということです!
メリット③ 受取時にも税金が優遇される
iDeCoで年金を積み立てると、受け取る際にも税額が優遇されます。
受け取り方によって、以下の控除が適用される点もおさえておきましょう!
- 年金として受け取る場合:公的年金等控除
- 一時金として受け取る場合:退職所得控除
iDeCoにおける年金の受取方法や支払方法については、後ほど解説しています。
気になる方は、以下のジャンプボタンをクリックしてくださいね!
メリット④ 月5,000円の支払いから加入できる
iDeCoは月5,000円から支払える点も魅力的。
1,000円単位で支払額を増減できるところもメリットです。
さらに2018年1月から、好きな月にまとめて支払える方法も取り入れられました。
年に1回以上の支払いをすれば大丈夫なので、さらにお金のやりくりがしやすくなるでしょう!
iDeCoのデメリット
そんな方のため、以下の3つのデメリットについて、わかりやすくお伝えしますね!
- 60歳まで引き出せない
- 運用成績が悪いと元本割れする
- 手数料がかかる
デメリット① 60歳まで引き出せない
iDeCoのデメリットは、60歳になるまでお金を引き出せないことです。
老後のためのお金を積み立てるのがiDeCoの目的なので、途中で引き出せない仕組みになっています。
ですが、契約者が死亡したり、所定の障害状態になったりした場合はお金を受け取れます。
デメリット② 運用成績が悪いと元本割れする
iDeCoは自分自身で運用しないといけない仕組みになっていて、運用成績が悪いと元本割れしてしまいます。
思うようにお金が増えないどころか、目減りしてしまう恐れがあるので気を付けましょう。
「やっぱり堅実に貯金しときゃ良かった…」といった可能性もあるので、要注意です!
デメリット③ 手数料がかかる
iDeCoは手数料が発生することも見落としてはいけません。
国民年金基金連合会などへの事務費用が発生するので、支払金額よりも減ってしまうことも。
この点をふまえて総合的にプラスになるよう、運用する必要があります。
iDeCoの手数料については、公式ページに以下のように記載されていますよ!
●手数料について
各機関の手数料は次の通りです。
国民年金基金連合会:新規に加入者の資格を取得又は資産を移換した際に税込2,829円(初回のみ)、加入者の方の場合は掛金納付の都度税込105円、掛金の還付が発生した場合は税込1,048円
運営管理機関:運営管理機関により異なりますので、運営管理機関にお問い合わせください。
事務委託先金融機関:事務委託先金融機関により異なりますので、運営管理機関にお問い合わせください。
また、運用商品として投資信託を選んだ場合は、信託報酬等がかかります。国民年金基金連合会に係る手数料は掛金から、運営管理機関に係る手数料は積み立てた資産(個人別管理資産)から、差し引かれます。
運営管理機関に係る手数料の詳細は、運営管理機関にお問い合わせください。
最低でも手数料分は運用益を出さないと、損してしまう点をおさえておきましょう!
iDeCoの注意点とは?
iDeCoを活用する際には、以下の4点に注意しましょう。
- 金融機関によって手数料や運用商品が異なる
- 掛金の追納は不可
- 課税所得がないと税金が優遇されない
- 今後、特別法人税が発生する可能性がある
どういったところに気を付ければいいか、わかりやすく解説しますね!
注意点① 金融機関によって手数料や運用商品が異なる
iDeCoは、利用する金融機関によって手数料や運用商品が違います。
そのため、どの金融機関を使って運用するのかは重要なポイント。
自分自身にあった金融機関を見つければ、それだけ運用益を伸ばしやすくなります。
そんな方は、後ほどご紹介する編集部厳選のおすすめ金融機関を参考になさってください!
先にご覧になりたい方は、以下のジャンプボタンからどうぞ!
注意点② 掛金の追納は不可
iDeCoは掛金を追納できません。
口座にお金がなく、引き落としできなかった場合などには、その分を払えなくなってしまう点に注意が必要です。
積極的に積立額を増やしたいと思ってる場合は、支払準備ができているか確認しておきましょう!
注意点③ 課税所得がないと税金が優遇されない
iDeCoは課税所得がないとお得に積み立てられません。
最大のメリットは税額が安くなることですが、課税所得がない人はそもそも支払う税金がないからです。
そのため、専業主婦などでまったく働いていない方はお得にはなりません。
注意点④ 今後、特別法人税が発生する可能性がある
iDeCoの運用益に対しては、年額1.173%の特別法人税が課されることになっています。
この特別法人税は現在課税がストップされていますが、いつまで停止されるのかは明かされていません。
そのため、今後特別法人税が課されることになり、iDeCoの運用益が目減りしてしまう可能性があります。
iDeCoの支払方法・受取方法とは?
そんな方のため、ここでは支払方法や受取方法がどうなっているのか、わかりやすく解説しますね!
iDeCoの支払方法・受取方法
支払方法 | 原則口座引き落とし |
---|---|
受取方法 | ①一時金 ②年金 ③一時金と年金の組み合わせ |
*表は端末に応じてスクロールできます。
iDeCoの支払方法
iDeCoの支払方法は、原則口座引き落としです。
毎月26日に口座振替で支払うことになります。
26日が休日の場合は、翌営業日に引き落とされます。
また、iDeCoの支払額には上限がある点にも要注意。
以下のように状況によって異なるので、確認しておきましょう!
また、中小事業主掛金納付制度を利用している場合には、事業主に支払方法を確認しないといけないケースも。
支払方法については、iDeCoの公式サイトに詳しく記載されています。
気になる方は以下からチェックしてくださいね!
iDeCoの受取方法
iDeCoの受取方法は、以下の3パターンです。
状況によって、いつから受け取れるかも変わってくるので、確認しておきましょう!
上記の通算加入者等期間とは、加入者期間と運用指図者期間をあわせた期間を意味します。
年金を移行した場合には、企業型確定拠出年金とiDeCoの加入者期間、運用指図者期間をあわせた期間です。
先述のとおり、障害状態になって要件を満たした場合には障害給付金が受けられる点もおさえておきましょう!
おすすめのiDeCoランキングTOP3
人気のiDeCoが知りたいな。
そんな方のため、編集部厳選のおすすめiDeCoランキングTOP3をお伝えします!
それぞれのiDeCoの特徴をわかりやすくご紹介するので、参考になさってくださいね!
- 2つのプランから選択可能!人気・信頼を兼ね備えたSBI証券のiDeCo
- 初心者でも使いやすいツールが魅力の楽天証券のiDeCo
- 約10分の簡単申込み&選びやすい品揃え!イオン銀行のiDeCo
第1位:SBI証券
- 加入者数第1位(*)&10年以上の実績!(*2019年4月、2019年9月SBI証券調べ)
- 各種手数料が無料!
- 2つの商品プランから選べる
SBI証券のiDeCoは10年以上の実績があり、加入者数もトップクラス。
運営管理や口座開設手数料が無料なので、少ないコストで積立額を増やせます。
また、2つのプランから自分にあった方を選べることも大きな武器。
低コストと運用商品の多様性にこだわったセレクトプランと、総合力の高いオリジナルプランです。
運用ツールの使い勝手やサポートデスクの対応時間の長さなど、ユーザーに寄り添った環境が整えられています!
第2位:楽天証券
- 商品のラインナップが32種類と豊富
- 運営手数料が無料
- 運用ツールの使い勝手が良い
楽天証券のiDeCoは、商品数と無料の手数料が魅力。
32本の運用商品はiDeCoに最適な投資信託から構成されています。
定期預金もあるので、手堅く積み立てたい方も有効活用できるでしょう。
運用ツールが使いやすく、初心者でもスムーズに運用できることもメリットです!
第3位:イオン銀行
- 約10分!パソコン、スマホでかんたんに申し込める
- 運営管理手数料無料!
- 運用サポートツールが使いやすい
- 初心者の運用商品選定に優しいラインナップ
イオン銀行のiDeCoは、最短約10分で申し込めることが特徴的。
パソコンやスマホから申し込めるので、サクッとはじめられます。
また運営管理手数料が無料で、サポートツールも使いやすい点もメリットです。
24の初心者向け商品を揃えてくれている点も人気の要因となっています。
【まとめ】iDeCoでお得に年金を積み立てよう!
最後に、「iDeCoとは?」についておさらいしておきましょう!
- iDeCoとは、確定拠出年金法に基づく私的年金のこと
- iDeCoのメリットは税金の優遇と最低支払額の安さ
- iDeCoのデメリットは、途中で引き出し不可な点や元本割れなど
- iDeCoの注意点
① 金融機関によって手数料や運用商品が異なる
② 掛金の追納は不可
③ 課税所得がないと税金が優遇されない
④ 今後、特別法人税が発生する可能性がある - iDeCoおすすめランキング第1位は、SBI証券のiDeCo
iDeCoの特徴を把握できれば、老後のためにより良い選択ができます。
賢くしっかりと備えられるよう、この記事でご紹介した情報をお役立てくださいね。
「早速、SBIのiDeCoをチェックしてみたい」という方は、以下から公式情報をご覧くださいね!