テレビを処分する5つの方法！テレビは持ち込みで処分すれば費用が安くなるのか解説

最終更新日：2023/11/18

テレビは日常で頻繁に利用するものですが、処分したり買い替えたりする機会は多くはないでしょう。

テレビは家電リサイクル法の対象家電のため、そのまま粗大ゴミなどに出すことはできません。

今回は困りがちなテレビの処分方法について詳しく解説していきますので、処分を検討している方や処分方法が分からない方はぜひチェックしてみてください。

テレビを処分する前にチェックしておきたい基礎知識

先述の通りテレビは家電リサイクル法の対象であるため、そのまま粗大ゴミとして出すことはできません。

リサイクルを推進する観点から、資源などを活用するために特定の店舗や業者に回収をお願いする必要があります。

適切に処分するためにまずは基礎知識をおさえましょう。

テレビの区分コード

家電リサイクル法の対象となるエアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機にはそれぞれ区分コードが設けられています。

テレビの型番や大きさにより分けられており、処分の手数料もこれによって決まってきます。

テレビの大きさ・種類

テレビは大きさや種類により区分コードが決まります。

例えばブラウン管式のテレビなのか液晶・プラズマ式のテレビなのか、大きさが15V以下なら小サイズ/16V以上なら大サイズといった具合で分けられています。

そしてメーカーごとに各区分のテレビの処理手数料が決まってくるというわけです。

事前に処分したいテレビの型や大きさを確認しておくことをおすすめします。

テレビの正しく処分する5つの方法

ここからはテレビを処分する方法を5つご紹介していきます。

テレビは家電リサイクル法の対象であるため、そのまま粗大ゴミに出すことはできません。

しっかり方法を確認した上で適切に処分するようにしましょう。

方法①テレビを買い替える店舗に引き取ってもらう

1つ目の方法はテレビを買い替える店舗に引き取ってもらうことです。

家電リサイクル法の対象となる家電については、製品を買い替える際に古い製品を店舗側が引き取る義務があります。

そのため新しくテレビを購入する際に、店舗に依頼すれば古いテレビを引き取ってもらうことが可能です。

ただし処分には手数料・運搬料がかかるので店舗に確認してみましょう。

方法②テレビを購入した店舗に引き取ってもらう

2つ目の方法はテレビを購入した店舗に引き取ってもらうことです。

買い替えではなく単に処分したい場合などには元の購入した店舗に引き取ってもらう方法も検討しましょう。

店舗により対応は異なりますが、家まで回収に来てくれるケースもあるためそれほど手間はかかりません。

処理手数料と運搬費は必要になってくる点は把握しておきましょう。

方法③家電製品協会の指定引取所に持ち込む

3つ目の方法は家電製品協会の指定引取所に持ち込むことです。

家電製品協会は家電リサイクル法の推進のため、不法投棄の防止や引き取りに取り組んでいる機関です。
利用者や小売り業者から、廃品となった家電を引き取って分類し、家電メーカーに出荷しています。

利用者自身が持ち込み処分も行えるよう、全国に家電の指定引取所が設けられているので、お住まいの地域の指定引取所を調べてみましょう！

＞＞指定引取所を検索する
ご自身で持ち込む際は、事前に郵便局で家電リサイクル券の購入と手続き・支払いを済ませてから持ち込んでください。

方法④リサイクルショップに買い取ってもらう

4つ目の方法はリサイクルショップに買い取ってもらうことです。

特に製造から年数がそれほど経っていないものや状態の良いものであれば、良い値段がついてお得に処分できる可能性もあります。

なかには出張買取に対応しているなど、家まで引き取りに来てくれるサービスもある場合があるのでチェックしてみてくださいね。

方法⑤不用品回収業者に依頼する

5つ目の方法は不用品回収業者に依頼することです。

不用品回収業者は電話一本で回収を依頼でき、分別や運搬、搬出作業などをすべてお任せできます。

特にテレビ以外にも処分したい不用品やゴミがある場合は、まとめて回収してもらえるので便利です。

テレビを処分する際の料金相場

テレビを処分する際、気になるのはその処分手数料で、できるだけ安く処分を済ませたいという方も多いでしょう。

処分方法によって料金は異なりますので、それぞれ比較してご自身に合った方法を選びましょう。

方法とテレビの種類別に手数料の相場をまとめますので、ぜひ参考にしてください。

処分方法	ブラウン管テレビ	液晶テレビ
家電量販店で処分する	1,785円～※	1,785円～※
家電製品協会の指定引取所に持ち込む	1,296円～※	1,836円～※
不用品回収業者に依頼する	単品1,980円～	単品1,980円～

テレビを持ち込みで処分すれば費用を抑えられる？

テレビの処分費用を抑えたいのであれば、引き取りに対応している指定引取所か家電量販店に持ち込むことをおすすめします。

とはいえ、場合によっては時間がかかるうえ、費用がかさむことにもなりかねません。

持ち込みで処分する方法を解説します。

指定引取所に持ち込みすれば収集運搬料を抑えられる

指定引取所にテレビを持ち込めば、処分費用を抑えられます。

家電量販店や自治体の収集に依頼するよりも費用を幾分抑えられますが、指定引取所まで運搬する手間や時間がかかる点には留意しておきましょう。

また、大型のテレビは大人2人がかりで搬出するだけでも一苦労です。運搬する人手を想定したうえで持ち込み処分を検討してください。

家電量販店に持ち込みしても費用は抑えられない

家電量販店でもテレビのリサイクル処分に対応しています。

しかしながら、家電リサイクル法の対象とされているテレビは無料で引き取ってはもらえません。

買い替える場合であってもリサイクル料金が発生しますので、念頭に置いておきましょう。指定引取所が近隣にない、あるいは近所に家電量販店がある方には最適です。

自分が置かれている状況に合わせて、効率が良い方法で処分することが大切です。

ヤマダ電機にテレビを持ち込む方法

ヤマダ電機では、まだ利用できるテレビの買取や壊れているテレビのリサイクル処分を持ち込みでも受け付けています。

持ち込みで申し出る場合は、事前に近隣の店舗に連絡してから伝えておきましょう。
年式やメーカーについてもすぐに伝えられるよう事前に書き出しておく、あるいは説明書を手元に用意するなど配慮しておきましょう。

ヤマダ電機にテレビを持ち込んで処分する際は、2,200円の収集運搬料がリサイクル料金に上乗せされます。6,000円以内には収まりますが、決して安いとはいえません。

ケーズデンキにテレビを持ち込む方法

ケーズデンキでは、テレビを持ち込むことでリサイクル処分を依頼できます。

買取ではないので、壊れているか、あるいは年式の新旧などは問われません。

訪問出張も可能なので、持ち込む予定だったけれど訪問で引き取りを依頼したい場合にも最適です。別途料金がかかる旨には留意しておきましょう。

ケーズデンキでテレビを持ち込み処分する際にも収集運搬料2,200円（税込）が上乗せされます。テレビの大きさやメーカーによっては、リサイクル処分にかかる費用が3,500円程度で収まりますが、5,000円以上の費用がかかるテレビもあります。

エディオンにテレビを持ち込む方法

エディオンでも、テレビの持ち込み処分を受け付けています。

持ち込んで処分すれば他社で購入した製品でも収集運搬料2,200円（税込）で処分を依頼できます

以前にエディオンで購入した、あるいはエディオンで買い替える場合は、収集運搬料が1,100円（税込）まで引き下げられるので、買い替える際はエディオンを利用して処分する方法が最もお得です。

テレビを不用品回収業者に回収してもらうメリット

不用品回収業者は依頼すれば家まで回収に来てくれて、運搬や分別など面倒な作業をすべてお任せできるので最も手軽な処分方法と言えます。

不用品回収業者に回収してもらうメリットについて詳しく解説していくので、利用を検討している方はご確認ください。

メリット①自分の都合に合わせて回収してもらえる

1つ目のメリットは自分の都合に合わせて回収してもらえる点です。

最短即日のスピード回収に対応している不用品回収業者もあるため、急な引っ越しや退去時でも気軽に依頼できます。

また回収日時を指定できるので、例えば平日忙しい方は土日に回収を依頼することも可能です。

自分の都合に合わせて回収を依頼できるのは大きなメリットでしょう。

メリット②運搬の手間がかからない

2つ目のメリットは運搬の手間がかからない点です。

ご自身で店舗や回収場所に持ち込む場合、車などで運搬する必要があります。

テレビの大きさにもよりますが、特に大型のものは家から搬出するだけでも手間がかかります。

不用品回収業者ならば家まで回収に伺ってくれて、搬出から廃棄までお任せできるのが嬉しいポイントです。

メリット③他の不用品も一緒に回収してもらえる

3つ目のメリットは他の不用品も一緒に回収してもらえる点です。

不用品回収業者ではトラック積み放題などのプランを用意しているケースも多く、多量のゴミや不用品がある場合にもまとめて回収してくれます。

それぞれ個別に分別する必要がないため大変手軽です。

料金としても処分したい不用品の量が多いほどコスパ良く処分できるので、テレビ以外に処分したいものがある方は不用品回収業者の利用をおすすめします。

テレビの回収を不用品回収業者に依頼する際は悪徳業者に注意

手間をかけずテレビを処分したい場合には不用品回収業者を利用するのがおすすめですが、業者の中には違法なところや悪徳業者も混じっているので注意が必要です。

後からトラブルに巻き込まれないためにも、事前によくホームページなどをチェックしておくことをおすすめします。

“無料回収”を謳う不用品回収業者に注意

まず、“無料回収”を謳う不用品回収業者には注意が必要です。

よくあるのが地域をトラックで徘徊しながら、またはチラシなどを投函する形で無料回収しますという内容の宣伝を行っている業者です。

これらは許認可を得ていない違法業者である可能性が高く、ゴミを不法投棄するなど不適切な処分の対応をしているケースも考えられます。

できるだけ費用を抑えたい気持ちは分かりますが、無料回収といった謳い文句に安易に飛びつかないよう注意しましょう。

悪徳業者にテレビの回収を依頼するとどうなる？

悪徳業者にテレビの回収を依頼してしまうと、ゴミを適切に処分せず後からトラブルになる可能性が考えられます。

この場合、依頼した側も何らかの罪に問われるケースもあるので慎重に見極めなければなりません。

また悪徳業者は回収作業後に追加料金やオプションと称して、想定よりかなり高額な金額を要求してくるケースもあるようです。

不用品回収業者を選ぶ際のポイント

不用品回収業者は数多く存在しており、どこに依頼するべきか迷うという方も少なくないでしょう。

また悪徳業者につかまらないためにも事前に調査してじっくり選定していく必要があります。

以下に挙げるポイントをチェックして選ぶのがおすすめです。

ポイント①見積もり金額

業者選びのチェックポイントの一つ目は、見積もり金額です。

多くの業者では実際に回収を依頼する前に無料で見積もりを取ってくれます。

できれば複数の業者に見積もりを依頼し、金額を比較しながらどこを利用するか検討するようにしてください。

見積もり金額は安さだけでなく、費用に何が含まれているか・追加料金が発生するかどうかなども同時にチェックしておきましょう。

ポイント②オプションの有無

業者選びのチェックポイントの二つ目は、オプションの有無です。

回収費用に何が含まれているかを確認すると同時に、オプションがあるかどうか入念にチェックしておき、不明な場合は事前に問い合わせておきましょう。

よくあるのが、回収作業後にオプションとして追加料金を請求され、トータルで想定よりもかなり高い金額になってしまうというケースです。

このような事態を防ぐためにも事前の確認が大切です。

ポイント③「一般廃棄物収集運搬業」の認可を得ているか

業者選びのチェックポイントの三つ目は、「一般廃棄物収集運搬業」の認可を得ているかです。

一般家庭から出る不用品を回収するには、各自治体からの「一般廃棄物収集運搬業」の許認可を得ている必要があります。

これを得ず営業している業者は全て違法であり、不適切に処分される、ぼったくり料金を請求されるなどのトラブルに巻き込まれるリスクがあるため利用すべきではありません。

信頼できる業者であればホームページに許認可を得ていることを明記している場合が多いので、確認してみてくださいね。

ポイント④申し込みから回収までのスピード

業者選びのチェックポイントの四つ目は、申し込みから回収までのスピードです。

業者により回収スピードは異なり、最短即日で対応してくれる業者もあれば、回収まで数日かかるケースもあります。

回収スピードが早い業者を選んでおけば急な依頼にも対応してくれますし、ご自身の都合に合わせて利用しやすいでしょう。

ポイント⑤口コミやSNSの評判

業者選びのチェックポイントの五つ目は、口コミやSNSの評判です。

口コミは利用した人のリアルな評価が見えるので判断材料として非常に有効です。

ホームページに過去の回収実績や利用者の声などを掲載している業者もあるため、まずはそちらをチェックしてみましょう。

加えてご自身でSNSなどの評判も見ておき、口コミや評判が良いところを選ぶのがおすすめです。

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特徴	最短30分で即日回収
料金	SSパック：4,800円～（WEB割引適用時）
回収可能な不用品	家具・家電・日用品・自転車など
買取制度	有
電話番号	0120-949-966
公式HP	https://furniture-disposal.osaka/

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見積もり費やそれに伴う出張費は無料なので、まずは気軽に見積もりを依頼しましょう。

【まとめ】テレビは正しい方法で処分を

今回は困りがちなテレビの処分方法について解説してきました。

テレビは家電リサイクル法の対象となり、勝手に粗大ゴミに出したり投棄したりすることはできません。

しっかり適切な処分方法を理解した上で、料金を見比べながらご自身に合う方法で処分するようにしましょう。