不用品を定期的に処分するコツ

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不用になった物を溜めずに処分できれば、時間とスペースに余裕が生まれ不用品回収に頭を悩ませることは少なくなるでしょう。
片付けを効果的に進めて不用品を溜めにくくする3つのコツをご紹介します。
勢いに任せて片付けをしても、中途半端に終わったり、後々捨てて後悔するものがあったりするかもしれません。
習慣として継続できるように、以下の3つのポイントを確認しましょう。
不用品を定期的に処分するコツ
- 明確な処分ルールを決める
- 空間ごとに分けて整理する
- 後悔しそうなものは一時保管しておく
片付けのスタートは「整理」から。今、使っているか使っていないかで区別していきます。
自宅にあるすべてのモノを一気に整理すると、モノが溢れて収拾つかなくなることがあるので小さなスペースから始めることをおすすめします。
不用品の処分についてプロに取材!
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この記事を監修いただいた専門家
整理収納アドバイザー篠原清子
保有資格:整理収納アドバイザー1級、企業内整理収納マネージャー、生前整理アドバイザーなど多数
お片付けコンシェルジュ®
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ゼネコン企画設計室にて、大手マンションシリーズなどを担当。
お片付け訪問件数1,300件の経験を基にインブルームでは
最上級のプレミアムコンシェルジュとなる。
セミナー講師実績100件を超え、住宅・マンションの収納監修やコンサルティングなど整理収納を軸として快適な住環境に幅広く貢献したいと精力的に活動している。
■メディア出演
「めざましテレビ」テレビ出演、「LDK」雑誌掲載
■収納図面監修
・大手デベロッパー収納図面監修
・ハウスメーカー営業マン研修
・収納説明動画主演多数
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不用品を処分する方法7選

不用品は種類や大きさによって、おすすめする処分方法が異なります。不用品を処分する方法を7つご紹介します。
ご自分の都合にあわせて最適な方法を選択しましょう。
不用品を処分する方法7選
- 自治体のゴミ回収で捨てる
- 販売店の回収サービスを利用する
- 引越し業者の引き取りサービスを利用する
- リサイクルショップで売却する
- フリマアプリやネットオークションを活用する
- 知り合いに譲る
- 不用品回収業者に依頼する
自治体のゴミ回収で捨てる
自治体のゴミ回収を利用するのは最も一般的な方法です。お住まいの地域によって分別は異なりますが、可燃ゴミ・不燃ゴミ・資源ゴミは無料で処分できます。
サイズの大きい粗大ゴミを処分するときは、有料申し込みをしなければいけない自治体がほとんどです。
自治体で粗大ゴミを捨てるときの流れ|戸別収集
- 自治体の公式サイトから申し込み(電話・インターネット)
- 粗大ゴミ処理券を購入する
- 券に必要事項を記入する
- 粗大ゴミに券を貼り付けて収集日に粗大ゴミを出す
引越しシーズンや年末年始は申し込みが殺到しやすく、処分するまでに時間がかかることもあります。また、自治体で回収してもらえないものもあるので、不用品の種類によっては別の方法で処分する必要があるでしょう。
ご自分で車をお持ちの方は、不用品を指定場所に持ち込んで処分する方法もあります。ご自分で運び出す手間はかかりますが、運搬にかかる費用を安く抑えることができます。
持ち込み時の粗大ゴミ処理券の有無は地域ごとに決められているので、ホームページをご確認ください。
処分品目 |
処分料金 |
ベッド |
1,000円〜2,000円 |
ソファ |
800円〜2,000円 |
自転車 |
800円〜 |
電子レンジ |
800円〜 |
布団 |
400円〜 |
テーブル |
400円〜 |
タンス・食器棚 |
800円〜3,000円 |
※粗大ゴミの処分料金の目安
販売店の回収サービスを利用する
販売店の回収サービスを利用して、不用品を処分する方法もあります。家具を販売している店舗や家電量販店でサービスを提供していることが多いので、家具や家電の処分を検討している方におすすめです。
スマホやカメラのような小型家電であれば、家電量販店に持ち込むと無料で回収してもらえます。テレビや洗濯機のような大型家電を処分する場合は、有料となります。
家具や家電を新しく購入する予定があれば、販売店の回収サービスを利用できないか確認しましょう。
販売店 |
費用 |
処分可能な品目 |
ニトリ |
1注文につき4,400円 |
ベッド・ソファなど* |
無印良品 |
3,000円×個数 |
ベッド・ソファなど* |
ヤマダ電機 |
無料〜8,000円 |
テレビ・洗濯機・冷蔵庫など |
ケーズデンキ |
無料〜7,000円 |
テレビ・洗濯機・エアコンなど |
ユニクロ |
無料 |
ユニクロ・GU・PLSTの福 |
※ニトリや無印良品は新たに家具を購入した方のみ利用できるサービスです。
引越し業者の引き取りサービスを利用する
引越し業者の中にはオプションで不用品の引き取りに対応しているところもあります。引越しの前日まで使用して、そのまま処分できるので便利ですよね。
ただし、回収している不用品の種類やサービスの利用料金が各社で異なるため、事前に見積もりを確認しておく必要があります。
家電リサイクル法の対象製品となっているテレビ・洗濯機・冷蔵庫・洗濯機の有料処分は対応している業者が多いですが、家具の引き取りまで対応している業者は限られています。
引き取りサービスを実施している引越し業者
- アーク引越しセンター
- サカイ引越センター
- アリさんマークの引越し社
- ハート引越しセンター
- 日本通運など
リサイクルショップで売却する
リサイクルショップに持ち込んで売却する方法もあります。「いらないけど捨てるのはもったいない」と感じるものがあれば、リサイクルショップを活用しましょう。
お店によっては店頭買取だけでなく出張買取や宅配買取に対応しています。運び出すのが面倒な場合は、出張買取を利用すると楽チンです。
出張買取や宅配買取を利用する前に出張料やキャンセル料の有無を確認しておくと、余計な費用をかけずに済みます。
フリマアプリやネットオークションを活用する
まだ使用できるものや、中古市場で価値のあるものはフリマアプリやネットオークションで売れる可能性があります。処分すれば費用がかかるものでも売れれば現金化できるのでお得ですよね。
書籍やゲームだけでなく家具や家電など出品できるものは多種多様です。しかし、ご自分で梱包やメッセージのやり取りをしなければいけないので手間がかかります。
また、出品したからといって必ずしも売れるわけではないため、時間に余裕がないときは他の処分方法をおすすめします。
知り合いに譲る
身近な人や友人に譲る方法もあります。傷や汚れがあると買取してもらうのは難しいですが、処分するのであれば欲しいという人がいるかもしれません。
直接渡せるものなら送料もかからないので、不要な物を無料で手放せます。ただし、相手が欲しがっていないものを無理に譲るのはやめましょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼して、不用品を処分するのも1つの手段です。自治体で回収できない不用品をまとめて処分したい方や、引越しまでに自治体の回収が間に合わないときにおすすめです。
自治体の回収サービスよりも費用はかかりますが、日時指定や即日対応などご自分の都合にあわせて利用できます。不用品回収業者の買取サービスを併用すると、回収料金を安く済ませられる場合もあります。
業者ごとに料金体系やサービス内容が異なるので、まずは無料で見積もりをとってみましょう。
不用品回収業者と自治体のどっちがおすすめ?
結論からいうと不用品の処分にかかる費用を抑えたい方は自治体、時間や手間をかけたくない方は不用品回収業者がおすすめです。自治体のゴミ回収サービスは手数料が安い分、手続きや運び出しに手間がかかります。一方、不用品回収業者に依頼すれば自宅まで回収に来てもらえるので、不用品を簡単に処分できます。
自治体のゴミ回収と不用品回収サービスのメリット・デメリットをそれぞれ比較してみましょう。
|
自治体 |
不用品回収業者 |
回収料金 |
安い |
自治体より高い |
即日対応 |
不可 |
可能 |
運び出し |
自分で行う |
プロにお任せ |
日時指定 |
不可 |
可能 |
手続き |
事前予約・粗大ゴミ処理券の購入 |
予約のみ |
自治体のゴミ回収は料金が安い反面、ご自分で対応しなければいけないことが多く、引越しシーズンなどは予約が取れないこともあります。不用品回収業者の場合、人件費や車両費などで自治体よりも費用はかかりますが、ご自分の都合に合わせて利用することが可能です。
ご自分の希望や処分したい不用品の量に応じて適切な方法を選択しましょう。
「実際は何年も使っていないけど、まだ使えるものを処分するのはもったいない!」と、不用品を処分することに抵抗ある方は、譲る・リサイクルという方法もあります。
ご自身にあった方法で不用品を処分することが大切です。
不用品を片付けたらすべきこと
不用品を片付けてスッキリしたお部屋も、気を抜くとすぐに元の状態に戻ってしまいます。
不用品が溜まっていたお部屋は、過去の生活や思考習慣によって生まれたもの。
実は、不用品を処分するより綺麗なお部屋を維持することのほうが難しいと感じる方は少なくありません。
部屋をきれいに保つには、小さな意識付けを継続するのが重要です。
不用品を溜めない意識付け
- 物の定位置を決め使った後は元に戻す
- 物を直接床に置かない
- ゴミは収集日に毎回必ず出す
- 何を買うときは代わりに何かを処分する
ひとつひとつは小さな行動ですが、コツコツとプラスを続けることがきれいなお部屋を維持することに繋がります。
不用品を手放した後は今あるモノと上手につきあうこと。
片付とは「元の場所(定位置)に戻すこと」なので、よく使うモノほど取り出しやすく片づけやすい場所に定位置を決めましょう。
暮らしやすい工夫をしてくださいね。
不用品の処分でよくある質問

不用品を処分するときによくある質問をまとめました。特に大型家電の処分にお困りの方は不用品を処分する前に、必ず確認しておきましょう。
家電リサイクル法対象製品のおすすめの処分方法は?
家電リサイクル法対象製品を処分するときにおすすめの方法は、家電量販店または不用品回収業者の利用です。 そもそも家電リサイクル法とはどのような法律かご存知ですか。
家電リサイクル法とは
一般家庭や事務所から排出された家電製品(エアコン、テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)から、有用な部分や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律です。家電リサイクル法 経済産業省
洗濯機や冷蔵庫のような大型家電は家電リサイクル法により自治体で収集していないことが多く、ご自分で処分すると大変手間がかかります。家電量販店では家電の回収が義務付けられています。
しかし、家電量販店で家電の回収のみを依頼すると、5,000円以上かかることも少なくありません。不用品回収業者であれば同じくらいの金額で家電以外の不用品をまとめて処分することも可能で、運び出しや分別も全てスタッフにお任せできます。
大型家電の処分方法
- 家電量販店:新たに家電を購入する方におすすめ
- 不用品回収業者:複数の家電をまとめて処分したい方におすすめ
不用品を無料で処分する方法はある?
不用品を無料で処分する方法は以下の3つです。不用品の処分にかかる費用を安く抑えたい方は、買取サービスを利用できないか検討しましょう。
不用品を無料で処分する方法
- リサイクルショップに持ち込む
- フリマアプリやネットオークションで売る
- 知り合いに譲る
フリマアプリやネットオークションを利用する場合、販売価格を安く設定しすぎると送料や手数料で逆に費用がかかることもあります。そのため、各種手数料を考慮した上で販売価格を決定しましょう。
不用品の処分について整理収納アドバイザーからアドバイス!
日本不用品回収センターが、お片付けのプロである整理収納アドバイザー様に、不用品の処分について
インタビューを実施しました!不用品を処分する際のアドバイスをいただきましたので、掲載いたします。
不用品の処分をする際の参考にしてくださいね!
整理収納アドバイザー篠原清子さんからの不用品の処分に関するアドバイス
整理収納アドバイザー篠原清子さんのアドバイス!
不用品が増えてしまい片づけられない人の特徴は何でしょうか?
片付けられない人からよく聞くキーワードは3つです。「いつか使うかも」起こるか分からない未来のことを想像し不安になるため、捨てることが出来なくなります。防災グッズや備蓄食料品・マスクや除菌ジェルなどの衛生用品を大量にお持ちです。「誰かが使うかも」自分ではない「誰か」という不確定な人を想像して物を手放せなくなります。社会人のお子様の6才用ドリルを近所の子供が使うかもと取っておかれたお客様は分かりやすい例です。「もったいない」物を大切にするための言葉のようですが、突き詰めていくとただただ取っておきたいという気持ちから出る言葉です。物は人が使ってこそ「物」になります。「人」よりも「物」が大切という価値観になってしまい捨てられなくなります。
不用品を処分できないままだと、どうなりますか?リスクを教えてください。
3つのリスクがあると考えます。まずは「探し物」が多くなります。本当に必要な物が不用品によって見つけにくくなるためです。いつも探し物ばかりですと身支度に時間が掛かったり、余計な買い物をして無駄な出費をしてしまいます。結果また物が増え悪循環となります。次に「防災対策」が取りにくくなります。例えば地震の際、不用品が多い家は家具や物が転倒して通路を塞いでしまったり、ケガの原因になることも考えられます。最後に「心身の健康」です。不用品が多くなると、掃除が行き届かなくなりホコリが溜まりカビが発生しやすくなり、それらが原因で健康被害が考えられます。またお部屋が乱雑となり、カーテンを締めっぱなしになったり、人を遠ざけるような心への影響も考えられます。
不用品が処分できない時の対処方法を教えてください。
日本語に「出入り口」という言葉があります。出るのが先、入るのが後です。つまりお片付けも、不用品を出すことが先なのです。「出す」とは「あげる・売る・処分する」ことです。「あげる」は、人にあげるまたは寄付をすることです。誰かが使ってくれるなら手放せるという人におススメです。「売る」は、リサイクルショップやフリマアプリを利用してください。売れるまで取っておくのなら期限を決めることが大切です。最後に「処分する」ですが、まずは自治体のゴミに出す事です。ただ婚礼タンスなど解体が必要な物や、冷蔵庫のように製造年によって捨て方が厳しい物はまとめて不用品回収業者に依頼することで時間と労力を掛けずに済みます。またお引越しやリフォームなど期限がある場合も人の力を借りて「出す」ことをおススメ致します。
整理収納アドバイザーNANAKOさんからの不用品の処分に関するアドバイス
整理収納アドバイザーNANAKOさんのアドバイス!
不用品をスムーズに処分するために心掛けておくことはありますか?
家の中に不用品がたまってしまう原因は、処分する手間が面倒、どうやって処分すればよいのか分からずに何年もそのままになっているパターンが多いです。
HPにもの別で処分方法の詳細が分かりやすく掲載されておりますので、まずはチェックしてみましょう!処分するのをついつい後回しにしないように、処分したい物をわざと生活動線上の玄関などの気になる場所に置き、すぐに取り掛かれるようにしましょう!
不用品か不用品でないかの判断基準はどうやって設ければ良いのでしょうか?
まずは、1年以内に使ったか使っていないかを判断してみましょう。大体のものは、1年使用していない場合、今後も使うことは少ないと言われています。不用品か不用品でないかを迷っている時点で、処分したい気持ちがあります。判断基準は自分にしかわかりません。「壊れていてもう使えない」などの分かりやすい手放せる基準から、「新しいものを買ったので古いものが不要になったけど、まだ機能は使える場合」など、悩ましい事もあります。しかしお部屋のスペースは有限です。「自分にとって今大切な物」や「自分にとって今必要なもの」だけを残しましょう。
勿体なくて捨てられない・・そんな気持ちを無くすにはどうすればいいですか?
使わない物を家の中にずっと置いておくことは、「大切な家のスペースがもったいないと」と考え方をシフトしてみるのもオススメです。ぜひ、人が主役のお家にしてみましょう!また、気持ち的に手放すのに抵抗がある場合、写真を撮ってから処分する方法もオススメです。今後も使わない場合、その物が目に入るたびに、永遠にモヤモヤし続けます。そんな場合は思い切って写真を撮ってから手放し、ぜひ心もお部屋もスッキリさせてみましょう!
整理収納アドバイザーtomomiさんからの不用品の処分に関するアドバイス
整理収納アドバイザーtomomiさんのアドバイス!
物の整理を始める前に、
「何のために物を整理するのか」という目的をはっきりとさせましょう!
ただ闇雲に物を整理し始めても、途中で目的が分からなくなってしまいます。
そうすると、要るか要らないかの判断に迷い手が止まり、体力だけが消耗する事態になりかねません。
片付いた先の暮らしのイメージが明確になればなるほど、物の整理もはかどります。
おすすめは「どんな暮らしがしたい?」「片付いたら何をしよう?」このように問いかけてください。
物の整理が終わったその先の暮らしをリアルにイメージしてみましょう!
大切なのは、物の整理は「理想の暮らし」を手に入れるための手段であることです。理想の暮らしのイメージを大事に持ちながら、ぜひ物の整理を始めてみてくださいね。
物を捨てる/捨てないの判断はどうやってすればいいのでしょうか?
「捨てる」か「捨てないか」迷う場合は、自分なりの基準を設けることをおすすめします。
例えば、
【壊れていたり、破れや汚れがある物】
【この一年間、使っていない物】
【今後一年以内に使う予定のない物】
【ときめかない物】
このように「基準に当てはまる物は捨てる」とすれば、明確になり判断に迷わなくなります。
決めた基準に当てはまらない物は、捨てずに残すと良いでしょう。
ついつい「また使うかも…」「まだ使えるし…」と迷ってしまうと片付けも進みません。
しかし、出番のない物を捨てずに残したままにすることで生活空間が狭くなったり、使い勝手や動線が悪くなるのであれば、『暮らしやすさ』を優先した方が良いでしょう!
不用品を処分するときに、途中で投げ出したくなってしまうのを防止する方法はありますか?
不用品の処分は、分類するだけでも体力を使います。
不用品がはっきりしたものの、実際に捨てるとなるとハードルが上がり、結局「そのまま放置」ということも
少なくありません。
日にちが経つほどに、その後の行動が面倒になりってしまいます。
すばやく処分するためにも、必要な手順(シールの購入や回収予約の電話)の確認をしましょう。
処分したいと思っても、処分の仕方が分からない、一人では重い物を運べない‥など不用品の処分は
難しいこともあります。
せっかく片付けを進めたのに、なかなか前に進めない時は専門の業者に依頼すると、途中で投げ出さずに済みます。
不用品をいつまでも置いておかずに、あまり時間が経たないうちに処分することをおすすめします。
スッキリとした暮らしまであと一息、頑張りましょう!
整理収納アドバイザー鈴木久美子さんからの不用品の処分に関するアドバイス
整理収納アドバイザー鈴木久美子さんのアドバイス!
不用品の処分方法に悩まれる方は多いです。
せっかく処分する、と決めたのに処分方法が分からず家の中にずっと放置されているケースをよく見かけます。
処分方法は、まずはお住まいの自治体に問い合せをすると良いと思います。
同じ物でも自治体によって処分の方法や料金が違います。
物を不用品にしないために心掛けておくことはありますか?
まずは購入前に、軽い気持ちでなく本当に自分にとって必要かどうかをしっかりと検討し、
購入後の置き場所(収納スペース)もあらかじめ考えておく必要があります。
また、購入後、その物をしっかりと使うという事を意識してください。
もし、使わなくなった場合には早めに売る、譲る、などをすると、
不用品としての処分は避けられると思います。
不用品を片づけるのが億劫な気持ちに打ち勝つ方法はありますか?
物を整理して処分する、というのは、体力も精神的にも疲れてしまうと思います。
処分する、片づける、ということは、面倒な事、イヤな事、と思っている人も多いと思いますが、整理をする、
不用な物を手放していくという行動は、人生をより良くする前向きな行動です。
自分がどんな家にしたいのか、どんな暮らしにしたいのか、しっかりイメージしながら取り組んで見て下さいね。
1つでも物を手放した先には、今より必ずスッキリした暮らしが待っています。
監修者の感想
自宅をキレイな状態に保つためにも、不用品を見極めて処分することは大切です。
季節の変わり目や暮らしの変化などの節目に定期的にモノの見直しをして、本当に自分にとって大切なモノを見極めましょう。
そうすることで時間や空間にゆとりが出て生活の質が高まりますよ。