イオス(EOS)という仮想通貨をご存知ですか?初めは、イーサリアムブロックチェーンにて構築された一つのプロジェクトだったEOSは、その将来性を期待され、ICOでは大成功にしました。
イオスがメインネットワークへ移行すると、イーサリアムよりも優れたトランザクション処理能力や手数料が無料ということもあり、今後に注目が集まっています。
今回ご紹介するイオスは、トランザクションの速さ、手数料の安さに魅力があり、イオスの基本情報やメリット、デメリットを含めイオスが購入できる仮想通貨取引所を3選ご紹介し、バイナンス取引所の取引の仕方までご紹介します。
- EOS(イオス)の基本情報について
- EOS(イオス)の将来性について
- EOS(イオス)のメリット、デメリット
- EOS(イオス)が購入できる仮想通貨取引所3つ
- EOS(イオス)の買い方
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仮想通貨 EOS(イオス)とは?
イオスの基本情報として24時間取引高、時価総額、最高値、技術、魅力、オススメ度や特に技術や誕生した経緯についてご紹介します。
EOS(イオス)の基本情報
EOS(イオス) | |
24時間取引高 | 約2,673億31,739,500円 |
時価総額 | 約3610億1,450,800円 |
最高値 | 約2,200円 |
技術 | DApps、DPoS |
魅力 | トランザクションの速さ、手数料無料 |
おすすめ度 | ★★★★ |
時価総額第5位でありながら取引ができるのに価値がないと有名な仮想通貨としても知られています。
国内の仮想通貨取引所では購入することができず、海外での取引になってしまいますが技術力がピカイチでトランザクションの速さも魅力がある仮想通貨です。
EOS(イオス)の技術
イーサリアムのブロックチェーンから引き離し、イオスブロックチェーンメインネットによりDPoS採用、高いトランザクション能力、取引手数料無料を実現しました。
EOS(イオス)が誕生した経緯
インターネット業界の連続起業家、投資家でありBlock.one社のブレンダン・ブルメルと仮想通貨、ブロックチェーンなどのプログラマーで連続起業家ダニエル・ラリマーにより2017年6月26日に公開しました。
確かな情報がありませんがどちらもネットを活用する起業家であることが共通しイオスの開発に漕ぎつけたと考えられます。
EOS(イオス)のICO
EOSは、2017年にICOを行いました。
イオスのICOは、1年近く行われ、4400億円近くの資金調達に成功しました。
このことで、多くの人がイオスの存在に注目したのは言うまでもありません。
イオスは元々、イーサリアムのプラットフォームで開発されました。そのため、当初はICOもイーサリアム上で行われていましたが、
その後に、イオスのメインネットに移行しています。
EOS(イオス)のメインネット「EOSIO」
EOS(イオス)は、元々、2017年6月26日に公開されてから一年間のICOを経ています。
元はEOS自体にメインネットはなく、イーサリアムブロックチェーン上でDAppsとして動いていたので、メインネットが必要なかったのですね。
しかし、EOS(イオス)がイーサリアムブロックチェーンから独立して、メインネットに移行したので、新たに一仮想通貨として認識されるようになったのです。
現在では、イーサリアムを上回る昨日も備えており、EOS上でアプリケーションを構築することができ、現在では多くのアプリケーションが誕生しています。
EOS(イオス)を基盤とした「Voice」をローンチ
EOSブロックチェーンを基盤としたSMS「VOICE」をローンチしました。2020年7月現段階では、誰もが観覧することができ、投稿をするには、voiceに登録をする必要があります。
EOSIOブロックチェーンのネットワーク上で構築されており、ユーザーがSNS上で観覧など不利になることがありません。
豆知識ですが、「voice.com」というとてもわかりやすいドメインを取るために運営側は、約32億円という費用を費やしたとか。
本題のアプリであるvoiceは、とてもデザインが見やすくこれからといったところですね。
EOS(イオス)の将来性・今後
EOS(イオス)の技術や魅力から評価が良く、技術力においてもまだまだ成長段階で企業との提携も今後見逃せず、将来性があります。
ここではEOS(イオス)の評価と技術力、企業との提携についてご紹介します。
【EOSの将来性①】評価が良い
2018年1月アメリカの格付け機関ワイスレーティング社が公表した評価最高のB評価と評価され、取引手数料無料と取引スピードの速さが評価されました。
同じく2018年6月に中国政府機関傘下の北京情報センターが発表した国際パブリックブロックチェーン評価ランキングにて第一位になり、技術能力・アプリケーション有用性・革新性において評価されました。
【EOSの将来性②】技術力の成長
DApps、DPoSのような技術のほか、企業との提携が多くなる予想があるほどEOS独自ネットワークで取引手数料無料、トランザクションの速さとなり、さらに改良を加えています。
特にトランザクション処理の量はビットコインの何十万倍もあり、その技術に期待できます。
【EOSの将来性③】企業との提携
OKブロックチェーンキャピタルが1億ドルを出資、仮想通貨取引所ビットファイナックスと提携することでイオスの普及が高まります。
特に仮想通貨取引所ビットファイナックスは40種類以上の仮想通貨を取り扱い、ビットコインのドル建ての取引高も世界一になることもあるほど有名で、スマホアプリで容易に取引ができる仮想通貨取引所です。
【EOSの将来性④】日本の取引所への上場
日本の取引所で取り扱われている仮想通貨は、限られています。
国内取引所では、需要があり信頼のおける仮想通貨しか取り扱いません。
これまで、日本の取引所に新規上場した仮想通貨は、総じて数日以内に価格が高騰している傾向にあります。
EOSも、今後日本の仮想通貨取引所に上場する可能性があります。
そのタイミングには、EOSの流動性とともに、知名度、価格も上がることが予想されます。
今のうちに投資しておくと、良いかもしれません。
【EOSの将来性④】今後の実用化
EOSは、まだまだ実用化に向けて、開発される余地があります。
現在は、イーサリアム上でDAppsの開発がなされているわけですが、これがEOSでも積極的に開発されるようになれば、実用化も進みます。
実用化が進めば、EOSの価格にも有利に働くでしょう。
EOS(イオス)のメリット
時価総額5位になる程イオスには魅力と特徴があります。
イオスは技術において優れており、技術の面だけでなく技術に関する面でもその恩恵としてメリットが複数あります。
トランザクション処理能力が高い
ビットコインを遥かに上回り、イオスは1秒あたり何百万単位のトランザクションを実行し、2019年にはトランザクション速度を更新し、最大TPSは6234になりました。
送金手数料が無料でお得!
通常ブロックチェーンの技術を利用し、マイナーがいれば送金者が直接マイナーに手数料を払わなければいけませんでした。
しかし、EOS(イオス)の場合送金者ではなく、マイナーに対してウォレット作成者やイオスのDApps開発者が報酬を支払うことで送金手数料が無料となります。
秘密鍵紛失しても仮想通貨を取り戻せる
ビットコインなどの管理者がいない仮想通貨とは違い、管理者がいるため秘密鍵を紛失しても事前に指定した人の署名があれば復活が可能です。
もし、万が一のことがあっても事前に指定した人の署名があれば安心して取引ができます。
DPoSを導入で貧富の差拡大、通貨流動性の喪失を妨げる
DPoSを導入していることで投票により管理者を正当に決め管理者がいることで、管理者がいない仮想通貨のマイナーによる貧富の差拡大や通貨流動性の喪失を妨げる役割があります。
つまり、管理者がいないことで権力が集中しないわけではなく、マイナーなどには権力が集中してしまうデメリットを管理者を投票によって正当に決めることで補っているということです。
EOS(イオス)のデメリット
EOS(イオス)には特徴となる技術としても技術に関するメリットもありますが、一方でまだその技術が活かされていなかったり、管理者がいるがためのシステムのデメリットもあり、ここではそれらについてご紹介します。
イオスとしての価値なし
元々イオスは非中央集権化で安心して、無償などでプラットフォームやツールを提供するということが目標です。
ただ、今のところ現実的に何かに利用されていたり、取引所で代金代わりになっていたりするわけでもないため実用化がなくその価値はただ研究しているにすぎないため社会的に価値があるとは難しいながら言えません。
しかし、イオスの技術力、将来性としては価値があると見られ時価総額5位にランクインするほど注目を浴びています。
送金者が送金手数料を支払わなければいけない可能性
EOS(イオス)では送金者が直接マイナーに手数料を払わなければいけないシステムではないため、手数料が無料となっています。
しかし、そのマイナーに報酬を与えているのは管理者やイオスの会社になり、もしその管理者やイオスの会社が報酬を支払えなくなればシステムは送金者が送金手数料を支払わなければいけなくなります。
まだ送金手数料を支払わなければいけないだけであれば良いのですが、最悪マイナーと管理者やイオスの会社のやりとりがうまくいかなければシステムがなりたたなくなり、取引が停止してしまう可能性もあります。
EOS(イオス)が購入できる取引所3選!
EOS(イオス)の購入は国内ではできず、海外の取引所になりますがその海外の取引所の特徴などを踏まえ、3つ取引所を選びご紹介します。
BINANCE(バイナンス)
BINANCE | |
取引手数料 | 0.1% |
送金手数料 | 0.7EOS |
受金手数料 | 0.05% |
最大レバレッジ | 125倍 |
追証制度 | なし |
日本語には対応していませんがBNB払いであれば便利に取引でき、取引手数料を1年目50%、2年目25%、3年目12.5%、4年目6.75%割引、5年目で無料にすることができ、追証もなく、レバレッジも最大で125倍効かせることができます。
Bitfinex(ビットフィネックス)
Bitfinex | |
取引手数料 | メイカー手数料0~0.1%、テイカー手数料0.1~0.2% |
送金手数料 | 0.1EOS |
受金手数料 | 無料 |
最大レバレッジ | 3.3倍 |
追証制度 | 証拠金維持率15%を下回った場合ロスカット |
日本語に対応していませんがメイカー手数料とテイカー手数料が取引手数料となり、受金手数料は無料、レバレッジも最大で3.3倍効かせることができ、レンディングもでき、アンドロイド、iOS端末のアプリで気軽に取引が可能です。
過去に数回のハッキングの経験から強固なセキュリティで全てのハッキング被害の返済も終えています。
ただし、証拠金維持率を15%下回るとロスカットがあるため取引の際には注意が必要です。
Poloniex(ポロニエックス)
Poloniex | |
取引手数料 | メイカー手数料0~0.08%、テイカー手数料0.1~0.2% |
送金手数料 | 無料 |
受金手数料 | 無料 |
最大レバレッジ | 2.5倍 |
追証制度 | なし |
日本語に対応していませんが、メイカー手数料とテイカー手数料に取引手数料が分かれていながらも、無料にすることができ、送金手数料、受金手数料ともに無料ということで手数料全てを無料にすることも可能です。
追証もなくレバレッジを2.5倍に利かすこともでき、コストがあまりかからず、アンドロイド、iOSの端末のアプリでも操作ができます。
100種類近い通貨ペアで取引でき、レンディングも可能です。
EOS(イオス)の買い方
EOS(イオス)の買い方として今回はバイナンスの口座登録からイオスの取引開始まで3つのステップでご紹介します。
【ステップ1】BINANCEに口座登録
バイナンス公式サイトにてメールアドレス、パスワードを設定し、設定したメールアドレスにメールが受信されセキュリティ意識に関するクイズに5問答え、登録完了となります。
ただ、登録が完了すると2段階認証の登録に促され、登録しなくても取引は可能ですが、セキュリティ上登録しておいた方が安心して取引できます。
アプリかSNSどちらかの認証方法を選べ設定を完了させます。
【ステップ2】国内取引所からBINANCEヘ送金
まず国内取引所にて日本円を入金後、その日本円で仮想通貨を購入します。
バイナンスのトップ画面上から「Funds」を選び「Balances」をクリック、そしてビットコインの送金アドレスをコピーし、各取引所の送金画面から送金アドレスを使い送金完了となります。
【ステップ3】EOSの取引を開始
バイナンスに送金するまでの時間は30分~1時間で入金が完了し、入金を確認したらバイナンスの公式サイト画面上の「Markets」からイオスの取引画面を開き取引板やチャートを見ながら取引が可能です。
画面下部で取引するイオスの枚数、金額を確かめ、レバレッジ25%、50%、75%、100%から選び取引が可能となります。
EOS(イオス)の将来性まとめ
・トランザクション処理能力などの技術力が高い
・技術的に評価も良く将来性も有望
・システムにおいて欠陥、実用性が乏しい面もある
・国内では取引できないが海外の取引所では取引でき、時価総額5位の取引量がある
まだ、システムの改善や実用性を伴うべきところがありますが、技術としては仮想通貨の中でもトップレベルで評価も良く、将来性も良いのがEOS(イオス)。
これから実用性が高まれば国内でも取引できるようになる可能性もあり、今後の情報が見逃せない仮想通貨の1つとなります。